リンの楽しい読書

いつも「リンの楽しい読書」をご覧いただきありがとうございます。 リンが読んだ本の中からおすすめの本をご紹介します。 楽しい読書は人生を豊かにしてくれると思います。 「日本のホワイトカラーの生産性は低い」という話は聞いたことがありましたが、リンは長年その意味が分かりませんでした。 「残業ゼロ」の仕事力に出会えてよかったです!

リンの楽しい読書 > ビジネス > 「残業ゼロ」の仕事力

「残業ゼロ」の仕事力

リンが吉越 浩一郎著「「残業ゼロ」の仕事力 」を読んだきっかけは、「部下の残業時間を減らしたい」という動機からでした。 吉越さんはトリンプ・インターナショナル・ジャパン㈱の社長を務められた方です。 吉越さんが取り入れた主なしくみをご紹介します。
   1987年 「早朝会議」スタート
   1991年 「ノー残業デー」スタート(金曜のみ)
        「リフレッシュ休暇」スタート
   1994年 「がんばるタイム」スタート
   1995年 「ガジュアル・フライデー」スタート
   2001年 「課長代行制度」スタート
   2002年 「禁煙奨励制度」スタート
   2003年 完全「ノー残業デー」スタート

「残業ゼロ」とはいっても一朝一夕でできることではなく、長い年月をかけて達成してきたことが分かります。 参考までに、大目次を紹介します。
    第1章 御社の残業がなくならない理由
    第2章 問題はとにかく「分けて」考える
    第3章 次に「会議」を変えていこう
    第4章 「残業ゼロ」の達成まで
    第5章 「速くて強い」チームの作り方
    第6章 「仕事の常識」はこれだけ変わった
    第7章 本当のワークライフバランス

残業(日本の常識、世界の非常識)

仕事を就業時間内に(残業しないで)行うことは世界の常識だそうです。 この常識を知らない日本人が多いと述べられています。 リンも知りませんでした・・・

残業はなぜ悪いか?

残業の問題点として、長時間残業による「過労死」が有名です。 これは、残業した本人にとっての問題です。 一方、会社の立場では、残業は会社や社員の問題を隠蔽してしまいます。 問題のないところに改善はありません。 つまり、残業によって問題が隠蔽され、改善の機会を失うことになります。 これが、ホワイトカラーの業務効率の低下につながります。

「デッドライン」を決めることが重要!

仕事には「デッドライン」を決めておくことが重要です。 もちろん、残業しないでデッドラインを守らなければなりません。 こうやって仕事のスピードと密度を上げます。

仕事が大きすぎてどこから手をつけていいか分からない場合には、仕事を分けて「デッドライン」を決めます。 また、トラブルは発生した場合には、「緊急対策」「再発防止」「横展開」について「デッドライン」を決め、確実に実行することが重要です。

リンの常識、世界の非常識?

リンが勤める会社では常識だったため、当たり前だと思っていたことで、本書で指摘されてハッとしたことを列挙します。

  • 会議は、担当者が準備した「完璧なたたき台」に対して、それでいいか判断するだけの場。
    (リンの会社では会議の準備が不十分なため、結論の出ない会議が多いです)
  • 社内向けの資料なんて、意味さえ分かればいいのです。
    (リンの会社ではパワーポイントで立派な資料を作るのが常識です。 資料作成にすごく時間がかかります)
  • にぎやかで活気あふれるオフィスというのは、誰も仕事に集中していない状態なのです。
    (リンの会社は、社員の風通しをよくするためという名目で、大部屋化し、すごい喧騒です。 本当に仕事に集中できません・・・)

目 次

  • ホーム
  • 実用
  • ビジネス
  • 投資
  • 英語
  • 資格

コラム

  • 状況判断
  • 東日本大震災の教訓

その他

  • リンへメールを送る
  • お手軽ノートパソコン

姉妹サイト

  • FXで儲けるためのリンのFX研究室
  • 公害防止管理者試験に合格しよう!
  • リンのお金を増やそう!