コンフォートゾーンの作り方
人にはそれぞれコンフォートゾーンという心地よい状態があります。 例えば、年収500万円のサラリーマンは、年収500万円にふさわしい仕事がコンフォートゾーンです。 もし、年収500万円のサラリーマンの年収が1億円になってしまったら・・・ 年収500万円のサラリーマンには年収1億円の仕事なんて想像もつかないはずです。 何をすればよいのか分からず、仕事が務まらないため、元の年収500万円に戻ろうとするのです。
例えば、年収500万円のサラリーマンが年収を増やせない、スポーツ(野球、サッカー、ゴルフ他)が上達しない、職場で人間関係がうまくいかない、営業がうまくいかないといった悩みはないでしょうか? ところで、自分が成功している姿を想像できるでしょうか? もし、自分の成功している姿を想像できない方は、コンフォートゾーンを高めることによって、成功を手にすることができるかもしれません。 コンフォートゾーンを高めたい方に苫米地
英人著「コンフォートゾーンの作り方
」をおすすめします。
本書には、次のように、能力開発プログラムTPIEについて述べられています。
Prologue 脳科学と心理学の世界的権威たちの頭脳が監修した能力開発プログラムTPIEとは?
Unit1 TPIEの世界へ
Unit2 スコトーマとRASリアリティーを見えなくするもの
Unit3 情動記憶があなたをつくる
Unit4 人は過去に生きている
Unit5 自分を過小評価していないか
Unit6 セルフ・トークで自己イメージを高める
Unit7 コンフォートゾーンは自己イメージが決める
Unit8 他人の言動を選別する
Unit9 ハイ・パフォーマンスの実現
Unit10 エネルギーと創造性の源
Unit11 現状を超えたゴール設定
Unit12 公式 I×V=R イメージの再構築
Unit13 映像で思考し、思考が実現する
Unit14 最初にゴールがある
Unit15 したいことをやりなさい
Unit16 イエス・アイム・グッド
Unit17 未来の記憶をつくる
Unit18 新しい「自分らしさ」をつくる
Unit19 さらに先のゴール
Unit20 バランス
Unit21 さらなる夢に向かって
Unit1 TPIEの世界へ
「コンフォートゾーンの作り方」では、苫米地英人氏とルー・タイス氏が開発した能力開発プログラムのTPIEプログラムが紹介されています。
ルー・タイス氏はTPI会長及び国際コーチング協会会長です。 国際コーチ協会のホームページに「Lou Tiiceからのメッセージ」が掲載されていました。 計12の貴重なメッセージが述べられています。
TPIEの核心は、ゴールを設定し、その状態を強くリアルに感じることで、ゴールの状態を実現することにあります。 この時に、ゴールの状態の臨場感を高めるために、アファメーションというテクニックを使います。
Unit2 スコトーマとRASリアリティーを見えなくするもの
私たちはRAS(網様体賦活系)の働きによって、脳が重要ではないと判断した情報を見ない、聞かない、感じないのです。 つまり、RASによってスコトーマ(盲点。視覚情報以外の聴覚情報他の全感覚情報を含む)が生まれます。
ゴールを設定し、その状態を強くリアルに感じることができれば、RASがオープンになり、ゴールを達成するために必要な情報が次々と見える、聞こえる、感じられるのです。